私たちについて
私たちは、同志社大学商学部の瓜生原葉子研究室(以下、瓜生原ゼミと表記します。)の学生です。
2021年7月からは、瓜生原ゼミ7期生(2022年度の3年生)の23人が主体となって活動しています(2022年6月現在)。
Branding
1.「健康増進」
グループ
テーマ
健康増進のための食行動
栄養バランスのとれた食事をとることに焦点をあて、
参加者が朝食を食べたくなるような参加型企画を策定しました。
テーマA
くすりをのみ忘れない
くすりの服用をし忘れることについて研究し、
お薬手帳アプリや外部イベントとの連携企画を策定しました。
テーマB
自己判断でくすりの服用をやめない
自己判断での服用中断事例が多いことから、
そのリスクや継続服用メリットを知らせる服用リマインドサービスを策定しました。
2.「適切なくすりの服用」
グループ
3.「自分の意思による
治療選択」グループ
テーマ
治療選択の意思表示
「人生会議」というテーマを取り扱い、本人の意思に反した治療を防ぐための
意思表示をする手助けとなる企画を考案しました。
4グループの研究内容
私たちは、2021年11月から、医療のエコ活動における具体的な行動変容について、ソーシャルマーケティングに基づいた研究を行ってきました。
このパートでは、4グループに分かれて行った研究の内容についてご紹介します。
私たちの活動記録
1. 計画
→根本課題の把握を行い、具体的にどのような行動変容を促したいかの確認を行います。
・まず、医療のエコ活動の背後にある根本的な問題の把握を行いました。
アステラス製薬様より、日本の医療制度が直面する課題についてご講演いただきました。
日本の医療制度の課題についてはこちらから!(同サイト内「医療のエコ活動とは」のページへ遷移します)
・背景を理解した後は「健康増進」、「適切な薬の服用」など、より医療問題の焦点を絞って課題解決を目指しました。
さまざまな観点から医療課題の解決に向けてアプローチをしました。
・最終的な目標を決定する際に、対象者に行動変容を促した結果、対象者にどのような知識や想いを持って欲しいのか、
そして具体的にどのような行動をしてもらいたいのかを考えました。
2. 調査
→企画の方針を決めるために、対象者の方々について詳しく調査しました。
・社会課題を解決するためには、人々がなぜ行動できないのか?
反対にどのようなきっかけがあれば行動できるようになるのか?を調査することが大切です。
インタビューやアンケートを通じて、人々の行動に影響を与える要因を詳細に調査しました。
3. 分析
→調査データをもとに、対象者にとっての行動障壁やインセンティブを見つけ出しました。
・調査から得られたデータを分析し、望ましい行動の障害になることや、思わず行動したくなるインセンティブを
見出しました。 自分達が想定していなかった新たな発見に出会うこともあり、 的確な行動変容を促すためには
欠かせないプロセスだったといえます。
4. 企画
→今までの調査や分析を基に、対象者の行動を変容させるための企画を立案しました。
・分析の後に、いよいよ具体的な企画立案に移りました。
調査・分析によって得られたデータや様々な理論を基に、創出されたアイデアをブラッシュアップし、
企画を組み立てていきました。
5. 発表
→研究内容をまとめ、最終的に研究発表会にて発表しました。
・2022年2月までに行ってきた医療のエコ活動の研究を、研究会にて発表しました。
発表に対しては、専門家の先生方をはじめとしたコメンテーターの方々よりコメントを頂戴しました。
また、活動を支援してくださったアステラス製薬株式会社様より、各グループへコメントと表彰を頂きました。